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【イベントレポート】海外研修でサンフランシスコ&シリコンバレーに行ってきました!

こんにちは、担当Hです。
先日、当社の海外研修でサンフランシスコ、シリコンバレーに行ってきましたので、今回はその様子をご紹介したいと思います!

私たちアクシスコンサルティングは「人が生きる、人を活かす。」をミッションに事業を展開しており、従業員ひとり一人を資産として捉え、積極的に人財への投資を行っています。

その一環として、社内表彰の副賞として、社長賞・社長期待賞の受賞者が海外研修へ参加することになりました。
私も含め計5名のメンバーでシリコンバレーに飛び込んできました!

■本研修の目的
①世界最⼤の経済圏、シリコンバレーの最先端技術&ビジネスと、強固なイノベーションエコシステムを学び、次世代のビジネスを創造するための情報・知識とマインドセットを体得する。

②現地有識者からの学びや、先進的な取り組みを⾏う企業や施設の視察を通し、ネットや⽂献からの⼆次情報では知り得ない現地のリアルを知り、グローバルで戦えるイノベーティブな次世代事業と組織を創造していくための⼿がかりを探索する。

Day1:サンフランシスコ到着・市内視察

10時間超のフライトを経て、無事にサンフランシスコ国際空港に到着。
初日はダウンタウン・サンフランシスコ、Pire39(フィッシャーマンズワーフ)、ゴールデンゲートブリッジ等、サンフランシスコの各所を観光しました。

私自身、初めてのアメリカということもあり、見る景色がどれも新鮮でとても刺激的でした!

気候はカラっとしていて、とても過ごしやすかったです

Day2:Plug and Play tech Center訪問

2日目は世界最大級のアクセラレーター/VCであるPlug and Playを訪問いたしました。
※参考:https://www.plugandplaytechcenter.com/

Plug and Playでは、大手日系メーカーを経て、米国現地でベンチャーキャピタル/コンサルティング事業を立ち上げた方より、「シリコンバレーのビジネス・テクノロジー概況」についてお伺いしました。

そこでは、
■シリコンバレーは「人」「金」「知識」が循環しているエコシステム
■人の流動性が上がれば、日本は変わっていくだろう
■シリコンバレーには失敗を称賛、許容する文化がある
■やりきれるかどうか、信念があるかどうか イノベーションは泥臭いトライ&エラーから産まれる
といったことをお話の中で学ばせていただき、信念を貫き通し、「人」のチカラで社会/産業・企業/個人にしっかりと価値還元をする事の意味と価値、責任を改めて個人的には感じました。

Day3:スタンフォード⼤学訪問

3日目は、世界大学ランキングで常に最上位に位置する教育機関であり、スタートアップ企業への資金提供において世界で最も成功している大学の1つである「スタンフォード大学」に訪問しました。

まずは、とにかくキャンパスの大きさに驚きました!
帰国後に調べたのですが、敷地面積は約33万平方Kmと、甲子園球場830個分に該当するという事でした。(ちなみに渋谷区で15.11平方km…)

キャンパス全体を回り、スタンフォード大学で教務を務める日本人の方にお話を伺いました。

そこでは、
■文系でもAI関連カリキュラムが有る。先端領域にピボットし、どう技術を活用するか?を学ぶ
■DXは話題にならない なぜならいつも“普通”にやっている事だから
■大成する学生の特徴は良い意味で「生意気」 出る杭を伸ばす
といった内容を教えていただきました。

現在、経営戦略室で組織戦略/企画に従事する私としては、「アメリカ、スタンフォード大学の学びやカルチャーをどうしたら、当社に持ち帰れるか?」等に考えを巡らせ、キャンパスを後にしました。

スタンフォード大学内にあるチャペル。圧巻のスケールでした!

Day4:現地有識者訪問

4日目はサンノゼに舞台を移し、現地有識者の方2名にお話を伺ってきました。

一人目は新卒で日本大手人材系企業にてエンジニアとして経験を積まれ、現在は米国現地のスタートアップにてCTOを務めていらっしゃる方。

■シリコンバレーは「オープンイノベーション」、成果主義、自立した働き方
■類似するサービスが多く競争性は日本より高い スピードやどう売り込むか?といった泥臭さが重要
■優秀なマネジメントは詰まるところ「人間力」この人と働きたいと思える存在か否か?

といったお話を伺い、「シリコンバレーと日本は色々違うんだろうなぁ」と、漠然と想像していた私にとっては“どうやってビジネスをスケールするのか?”“優秀なマネジメントとは?”といった悩みは万国共通なのだと良い意味でカルチャーショック(?)を感じました!

カフェでカジュアルな形式でお話伺いました。ちなみにBGMでVaundyが流れていて驚きました

二人目は日系大手インターネット企業から、ヘッドハンティングを経て、某超Big Tech企業でエンジニア(UX全般を管掌)として勤めていらっしゃる方。

■お勤めの会社は、文化/カルチャーベースで求心力を発揮
(例:オフィスの入り口に自社製品がずらっと並んでおり、プロダクトへのプライドをファシリティに反映)
■リーンスタートアップ=制約の中で如何にして価値を最大化するのか?という考えの浸透
■Generativi AI(生成AI)によりエンジニアのJobも変化(体感プログラミングの時間を3-4H削減可能)
■エンジニアは国語力がMust (何をインプットすると、どう出力されるのか)

といったお話を伺い、超Big Tech企業の慣習やカルチャー、テクノロジーがシリコンバレーでどんなトレンド、影響を及ぼしているか等、「キャリア」を生業とする当社のヘッドハンター達は身を乗り出して話を聞いておりました。(もちろん私も!)

Day5:Digital Transformation Week

最終日は、デジタルトランスフォーメーションエコシステムを探求する、トップレベルのコンテンツとソートリーダーシップのディスカッションで構成される展示会「Digital Transformation Week」に参加してきました。
※参考:https://www.digitaltransformation-week.com/

「AI」「ビッグデータ」「サイバーセキュリティ&クラウド」「IOT」「エッジコンピューティング」「5G」といった先端技術に関する展示やピッチを傍聴し、各領域のトレンドを学んでまいりました。

学んだこと、今後自身に取り入れたいこと

最後に、本研修を通して、私個人が感じた内容についてシェアします。
何かのご参考になればうれしいです!

<渡航前のイメージと実際のギャップ>
■渡航前のイメージ:
アメリカ、特にシリコンバレーは日本と比較した際に、あらゆる点で進んでいる(DX等)

■実際のギャップ:
確かにDigital/ITツールの導入・浸透度等についてはアメリカの方が先進的である一方で、
「ビジネスをどうスケールさせるのか?」「どう組織で成果を出すのか?」といった点については良い意味で意外性はなく、そういった“原理原則”は万国共通なのだと感じました。

<学んだ点、今後自身に取り入れたい点>
本当に色々あるのですが、以下2点をピックアップします!

■ビジネス成長の側面
これらの考え方がシリコンバレーでは浸透しており、私としても「常に会社組織の為に何が最善なのか?できるのか?」といった視点で、適切な危機意識を持ち、課題に向き合っていく必要性を改めて感じました!

・Make Something People Want:顧客が求めているものは何か
・Startup=Growth:意思決定の連続 とにかく成長に真摯に向き合い、フォーカスする
・Challenge:スタートアップの成功率は当然高くない(10%以下)。だからこそ成果にこだわり失敗を恐れない

■組織人事
自身の期待役割を鑑み、シリコンバレーで活躍されているスタートアップ/CTOやエンジニア、VC/コンサルタントの方に、組織人事領域のアメリカにおける考え方をヒアリングした内容です。

・1on1:進捗管理ではなく、パーソナルな話が中心(パフォーマンスの阻害要因を取り除くために行うもの)
・マネジメント:優秀なマネジメントはメンバーのポテンシャルを100%発揮し、リテインしていく存在
・求心力:アーリー=カリスマ、中堅~大手=仕組み、超Big企業=カルチャーと、会社が置かれているステージよって変わっていくもの

日本ないしはアクシスコンサルティンググループでも活用できる考えや施策をキャッチアップできたと考えており、今後業務で組織人事施策を企画・推進するうえで、ぜひ取り入れていきます!

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